アンバサダー

「REVICareer アンバサダー」の紹介

金融庁は、地域金融機関による経営人材マッチングの促進により、大企業から地域の中堅・中小企業への人の流れを創出し、地域の中堅・中小企業の経営人材の確保を後押しするため、令和2年度より、補助事業である「地域企業経営人材マッチング促進事業」(以下「本事業」という。)を実施しています。
株式会社地域経済活性化支援機構(以下「REVIC」という。)は、その運営主体として、大企業人材と地域の中堅・中小企業を地域金融機関の仲介で繋ぐ人材プラットフォーム「REVICareer(レビキャリ)」を整備し、当該プラットフォームを活用した経営人材マッチングを推進しています。
今般REVICは、REVICareerの周知・広報を目的として、事業承継等の企業経営や地域金融機関による事業者支援等に知見のある有識者を下記のとおり「REVICareer アンバサダー」に委嘱しましたので、お知らせします。

目的

「REVICareer アンバサダー」は、本事業の趣旨にご賛同いただける有識者の方々をアンバサダーに委嘱し、アンバサダーの方々の発信力を活かして、地域の中堅・中小企業、大企業人材及び地域金融機関等に対するREVICareerの更なる活用推進及び認知度向上といった周知・広報の強化を目指す取組みです。

REVICareer アンバサダー(50 音順、敬称略)

入山 章栄 早稲田大学大学院経営管理研究科、早稲田大学ビジネススクール 教授

家森 信善 神戸大学経済経営研究所 教授

活動内容

  1. アンバサダーの持つ仕事や人脈、日常活動の中における本事業のPR及び情報発信
  2. REVICまたは金融庁が開催する本事業に関する会議への参加、協力
  3. REVICが管理・運営するWEBサイトに掲載するインタビュー、コメントへの協力
  4. 本事業に対する提言、アドバイス
  5. その他本事業の周知・認知度向上に資する活動

任期

2024年6月21日〜2025年3月31日

AMBASSADOR Profileアンバサダープロフィール

入山 章栄

早稲田大学大学院経営管理研究科、早稲田大学ビジネススクール 教授

慶應義塾大学卒業、同大学院経済学研究科修士課程修了。三菱総合研究所でコンサルティング業務に従事後、2008年米ピッツバーグ大学経営大学院よりPh.D.(博士号)取得。同年より米ニューヨーク州立大学バッファロー校ビジネススクール助教授。2013年より早稲田大学大学院早稲田大学ビジネススクール准教授。2019年より教授。専門は経営学。国際的な主要経営学術誌に論文を多数発表。事業承継の在り方を探るTV番組「賢者の選択サクセッション」のMCを務めるなど、メディアでも活発な情報発信を行っている。

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Message

レビキャリは経済活性化のため、また日本から面白いイノベーションがおきるために必要不可欠な取り組みです。イノベーションとは、離れた人同士の持つ知見と知見により生まれるものであり、則ち人の物理的移動がとても重要になってきます。地方の中堅・中小企業の持つ伝統的ともいえる技術と、大手企業の経営人材との新しい結合は、前者の潜在能力を引き出し、イノベーションが生まれることが大いに期待できます。そしてマッチングの要となってくるのが地域金融機関のみなさま。本取り組みの非常に重要な役割になってくるかと思います。皆様に是非積極的に活用して頂きたいと思います。

家森 信善

神戸大学経済経営研究所 教授

滋賀大学経済学部卒、神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。名古屋大学教授、同総長補佐などを経て、2014年より現職。専門は金融システム論。学外においては、金融庁参与、金融庁「地域金融機関による人材仲介を通じた事業者支援の高度化に関する研究会」座長などを歴任。現在、株式会社地域経済活性化支援機構社外取締役、中小企業政策審議会金融小委員会委員長などを務める。編著書に『地域金融機関による企業支援の新しい展開-事業性評価に基づく人材マッチングの可能性を探る-』(神戸大学出版会)など多数執筆。

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Message

多くの中小企業にとって、人材不足は依然として最大の障害になっています。取引先企業の課題の解決にしっかりと取り組んできた金融機関では、人材面での支援が「本業」として位置づけられるようになってきました。REVICareerには様々な分野の優れた人材情報が整備されています。より多くの金融機関が取引先企業の発展に人材面からも貢献できるよう、人材マッチングと事業性評価の親和性や、REVICareerの有用性について積極的に発信していきます。